会社、鬱で辞めました。うつ病治療4年目の実状とこれから【体験談】

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こんにちは。フリーライターのひがし(@misuzu_higashi)です。

プロフィール記事にもちらりと記載しましたが、私はうつ病患者(精神障害者保健福祉手帳3級)です
診断がついてからまる3年が経ち、4年目に入りました。症状が最も酷かった時期と比較すると私はすっかり元気になっています。ライターの仕事とアルバイトをし、希死念慮もほとんどなく、薬の処方も落ち着いてきました。

ライターとしてのこのブログでは、あまり私の病気や障害について話すつもりはありませんでした。
ですが、やはりこの病気と私は切っても切れない存在です。私とうつ病の今までとこれからを、少しだけ書きおこしておこうと思います。

うつ病のきっかけは失恋だった

大学4年生の冬、卒論を書いていた時期に私はド派手な失恋をしました(経緯は割愛)。
依存しきっていた大好きだった彼氏に拒絶され、見捨てられ、私はベッドから起き上がれなくなってしまいました。大学の中退も考えたほどでした。なんとか這うように精神科に行き、抗うつ剤や精神安定剤をたくさん処方していただきました。
どうにか大学を卒業できることが決まり、私は一人暮らしを始め、自宅の近くの精神科に転院しました。紹介状に書いてあった診断名は、うつ病でした。
その日から私の長い長い治療が本格的に始まることになります。

うつ病で会社を辞めました

2015年4月、うつ病を抱えたまま内定を頂いていた企業に入社しました(ほぼ同時期に精神障害者保健福祉手帳を取得)。会社や仕事は大好きでしたが、うつ病で認知の歪んでいた私にとって、大きなプレッシャーのかかる仕事を続けるのは非常に困難なことでした。
パニック発作で有楽町線に乗れなくなり、タクシーで都心へ向かいました。
結果を出さないと存在が許されないと思い込み、土日も定時後もずっと仕事をしていました。
実態のない何かをずっと抱え込み、なぜかずっと泣いていました。
会社は出来る限りを尽くして理解を示してくれましたが、それでも寝たきりで会社を休む日が続き、私はわずか入社5ヶ月で休職をすることになりました。復職を目指していましたが、私の症状が自覚していたものよりも重く、年末付で退職することになりました。

「処方薬ガチャ」が成功するまで

主治医とは運良くウマが合い、3年間ずっと治療を担当していただきました。
しかし私のうつ病は他の人と比べるとどうやら厄介らしく、「薬が効かない」「薬が効いているのは分かるのだけど、まだ足りない」ということにいつも悩まされてきました。
そんな時にひたすら処方薬の”ガチャ”に付き合っていただいたのが主治医でした。
  • 朝飲んでいる薬を夜にする
  • 朝2錠・夜1錠の薬を朝1錠・夜2錠にする
  • 本来はうつ病患者には処方しない薬を組み合わせて、抗うつ剤の効果を増強させる
  • 生活リズムに合わせた睡眠導入剤の選択
  • 発達障害(ADHD)の二次障害としてのアプローチ
等々、本当に根気よく最適な薬の組み合わせを探るのに付き合っていただきました。
なお、現在の処方は以下の通りです。
  • レクサプロ(抗うつ薬・SSRI)
  • アモキサン(三環系抗うつ薬)
  • レキソタン(精神安定剤)
  • ストラテラ(ADHD治療薬)
  • エビリファイ(過眠対策)※低容量
  • リーマス(抗うつ薬の効果増強)※低容量
これに適宜睡眠導入剤をプラスし、あと数年はこの処方で治療を続けていこうと思っています。

現在の症状とこれからについて

うつ病を3年間治療してきて、症状は以下のように改善されてきました。

過去困っていたが、現在は改善したこと

  • 希死念慮、自殺未遂行為
  • 自傷行為(リストカット等)
  • 重度の気分の落ち込み
いわゆる「うつ病の人」のイメージは上記のようなものではないでしょうか?
こちらは処方薬ガチャの成功にともない、いつの間にか消えていきました。

現在も困っていること

  • 睡眠障害(過眠、中途覚醒)
  • 中度〜軽度の気分の落ち込み
  • 頭の回転がめちゃくちゃ鈍くなりました
うつ病の改善にともない、社会復帰の第一歩として個人事業以外にアルバイトをしています。
現在最も悩まされているのが睡眠障害(主に過眠)です。夜勤なので基本的に生活は昼夜逆転。ライター仕事があるときは時間を作って起きていることが増えるので、生活リズムは非常に不規則です。
そんな中、一度眠ってしまうと過眠の症状が出てしまい、起きられないことが週に一度程度あります。疲れや睡眠不足が影響しているとしても異常な眠り方なので、過眠に効く薬を処方していただいているほか、市販のカフェイン剤を使用して、なるべく眠ってはならないときに眠らないようにしています。

これからは?:生活習慣へアプローチ

処方薬が安定したので、これからはうつ病改善のために生活習慣へのアプローチが必須だと思っています。
本来なら生活リズムを整えるのが一番なのですが、それがなかなか難しいので、挑戦するのは以下の通り。

  1. 減酒(仕事の時はそうもいかないので、できるだけ)
  2. 適度な運動(ホットヨガ、水泳、簡単な筋トレ)
  3. なるべく長く深い睡眠(電気を消す、アイマスクをする等)
  4. サプリメントで栄養補助(マルチビタミン・ミネラル、ビタミンC、はとむぎ)

まとめ

私は現在うつ病と闘っています。闘いながら共存の道を考えています。
治療方針として「薬を飲んでいようがそれで元気ならいい」「人に迷惑をかけない・巻き込まない」ことを大切にしています。
完治しない病気であることは受け入れています。寛解状態が続けばそれで良いと思っています。

OD(オーバードーズ)して、心配をかけたりしない。自傷癖は新しく作らず、あるものはなるべく隠す。夜中にしんどくなっても、人を起こしたりしない。自分で無理して処理するのではなく、無理なく処理できる方法を探していくこと。いざという時には人にちゃんと頼ること。

死にたさの最大瞬間風速にはもう耐えられます。私はそのくらい回復しました。

でも、治療はまだまだ始まったばかり。一歩一歩寛解に向けて歩んでいきたいです。

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